「琉球表」「目積表」「普通の畳表(引目織り)」は、畳業界の専門用語でわかりづらいかもしれません。実際の見本を並べると、織りの違い、見え方や表面の表情を比べられます。
この記事では、静岡市清水区の坪井畳店が、写真で確認できる範囲を中心に、琉球表・目積表・普通の畳表(引目織り)の違いを整理します。商品名や細かな等級は製品ごとに異なるため、最後は実物サンプルと畳床の状態を合わせてご相談ください。
畳表の違い
普通の畳表(引目織り):一般的な畳の材料です。畳ヘリがつくことが多いです。
目積表:主に縁無し畳に使用される材料です。「琉球畳」と呼ばれる事があります。畳へりをつけても大丈夫です。
琉球表:七島イをいうい草とは違う材料で織られた材料です。畳へりがついても琉球畳です。「畳へりがない畳」の事を指す用語として言われる事があります。
写真で見る、3種類の畳表
下の写真は、3種類の畳表の写真です。使用されている材料、織りの違い、目の細かさ、色の見え方を比べるための参考としてご覧ください。






「琉球畳」という呼び方は、素材と形を分けて確認
「琉球畳」は、七島藺(しちとうい)を使った畳表を指す場合と、畳縁を付けない形を指す場合があります。素材・織り方・畳の形は別々の確認項目です。
形状や畳縁の違いを詳しく知りたい方は、琉球畳と縁なし畳の違いを解説した記事をご覧ください。本記事では、写真で確認できる畳表の素材感と織り目に絞って比べます。
目積畳は、細かな織り目が特徴の畳表
目積表は、い草を使用していますが一般的な畳表とは異なる細かな織り目で仕上げられた畳表です。写真では、目の並びが比較的きめ細かく見え、よく縁なし畳の材料として使用され、すっきりした上品な印象になるのでとても広く使用されています。一番「琉球畳」として誤認されている畳材料です。ですので事前にしっかりと確認しましょう。
一般的な畳表 普通の畳表(引目織り)は、畳らしい畳
ここで「一般的な畳表」「普通の畳表」と呼んでいる材料は、い草を使用した見慣れた畳らしい織り方で「引目織り」といいます。主に畳へりを付けることが多いので畳縁の色柄と組み合わせることで、和室らしさを整えたり、雰囲気を変えることができます。あまり知られていませんが縁無し畳にもすることもできますので、ご相談ください。
一般的な畳表にも、産地、い草の選別、織り方、経糸の本数などの違いがあります。写真だけで価格や耐久性を一括りにせず、商品資料と実物見本で確認してください。
3種類を選ぶときのチェックポイント
- 素材:い草・七島藺・和紙など、何を使った畳表か。
- 分類軸:素材、織り方、畳の形を分けて確認する。
- 畳床との相性:既存の畳床や部屋の寸法で使用できるか。
- 見え方:目の細かさ、光の反射、壁や建具との調和。
- 手触り:織り方・素材によって手触りが違います。
- お手入れ:製品表示に沿った掃除方法や、水分への注意点。
縁なし畳の納まりは、縁なし畳のご案内でも紹介しています。い草の産地や仕入れ方を確認したい方は、当店が扱うい草のご案内もご覧ください。
静岡市清水区で畳表を見比べたい方へ
琉球表・目積表・一般的な畳表 普通の畳表(引目織り)は、写真だけで優劣を決めるものではありません。お部屋の使い方、畳床の状態、畳縁の有無、手触りの好み、光の入り方を合わせて考えると、納得できる選択につながります。
静岡市清水区の坪井畳店では、候補の畳表を見比べながら、表替え・新畳などの方法をご案内します。お問い合わせフォームまたは公式LINEからお気軽にご相談ください。
※写真は畳表の見え方を比べるための参考です。商品名、等級、適合する畳床、価格、施工可否は製品と現場条件によって異なります。採用前に商品表示・メーカー資料・現物サンプルをご確認ください。
