縁なし畳

畳縁なし(へりなし畳)とは

畳の縁を付けず、いぐさで角を仕上げる畳のことです。すっきりとした見た目で、和室はもちろんリビング続きの畳スペースにもよく合います。半畳を市松(チェック)に敷くと光の当たり方で表情が出て、モダンな雰囲気にもなります。

特長とメリット

縁がないためラインが少なく、空間が広く明るく見えます。半畳ユニットの組み合わせで間取りに合わせたレイアウトがしやすく、カラーや素材の選択肢も豊富です。段差を抑えた納まりにしやすく、掃除がしやすい点も好評です。

注意点・デメリット

四隅の角が露出するため、縁あり畳に比べて角の摩耗や凹みが出やすい場合があります。表替えや補修の手間・費用が縁ありより高くなる傾向があり、設置場所や使い方に合わせた素材選びとメンテナンスが大切です。重い家具は脚部に保護材を使うと安心です。

敷き方とサイズ

もっとも人気なのは半畳の市松敷きです。1畳サイズでの製作も可能ですが、半畳に比べて柄の表情はフラットになります。既存の建具や敷居との段差、採寸誤差を考慮して厚みやサイズを決めます。間取りに合わせた最適な割り付けをご提案します。

施工前後

素材とカラーの選び方

いぐさ

自然な香りと調湿性、やわらかな足ざわりが魅力です。グレードを上げるほど織りが細かく、見映えと耐久性が高まります。

和紙表

色あせ・キズに強く、お手入れが簡単です。カラーバリエーションが豊富で、モダンな内装との相性が良いです。

化学表

汚れに強く拭き取りやすいため、ペットや小さなお子さまのいるお部屋で人気です。色数が多く、コーディネートの自由度が高いです。

施工メニューとの関係

表替え:縁なし仕様でも表替えは可能です(状態や仕様により可否を確認します)。色・素材を変えてイメージチェンジができます。
新畳:畳床から新調する場合は踏み心地まで一新できます。リフォームや段差調整、寸法合わせが必要なときに最適です。
裏返し:生地や使用状況により対応可否が分かれます。事前に現地で状態を確認してご案内します。

お手入れのコツ

畳の目に沿ってやさしく掃除機をかけ、固く絞った布で軽く拭いてください。角は強く擦らず、日当たりが強い場所ではカーテンやブラインドで直射日光を和らげると色あせを抑えられます。家具のレイアウト替えや敷物の併用で局所的な摩耗を防げます。

こんな方におすすめ

和室をよりシンプルに見せたい方、リビングの一角を畳スペースにしたい方、カラーで遊びながらモダンに仕上げたいご家庭に向いています。ペット・子ども部屋にも、拭き取りやすい素材を選べば安心です。

価格とご相談の流れ

価格は素材・サイズ・枚数・下地の状態で変わります。現地採寸のうえ、最適な割り付けと素材をご提案し、お見積もりで明確にご案内します。サンプルをお持ちして実際のお部屋で色味や質感を比べていただけます。

迷われた場合は、使い方やご予算をお聞きしてベストな組み合わせをご提案します。

施工例