い草畳と和紙畳の違い|選び方を坪井畳店が解説
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い草畳と和紙畳の違い|香り・色・お手入れで選ぶ

畳表を選ぶとき、「昔ながらのい草がよいのか、和紙畳が暮らしに合うのか」と迷う方は少なくありません。どちらにも違った持ち味があり、正解はお部屋の使い方や、香りの有無・色合い・お手入れの難易度など、希望によって変わります。

この記事では、静岡市清水区の坪井畳店が、い草畳と和紙畳の違いをやさしく整理します。実物の見本を比べる前の予備知識として、どうぞお役立てください。

い草畳と和紙畳の表面の織りと質感を並べた比較
左はい草畳、右は和紙畳。表面の織りと質感を比較しています。い草は天然素材の風合いがあり、和紙畳は工業製品の均一さが特徴です。
い草畳と和紙畳を斜めから見た畳表と畳縁の比較
左はい草畳、右は和紙畳。斜めから見た仕上がりを比較しています。どちらもそれぞれの良さがあります。

い草畳と和紙畳は、畳表の素材が違います

い草畳と和紙畳の違いとして、い草畳は、植物のい草を栽培・収穫・乾燥・選別して織り上げてできた畳表を使います。自然素材ならではのとても良い香りや、一本ごとのわずかな表情の違いが独特の手触りとなって楽しめるのが魅力です。時間とともに緑色から落ち着いた色へ変化していく点も、い草ならではの味わいです。私は日本独特の経年変化を楽しむ粋な部分だと感じています。

一方、一般に「和紙畳」と呼ばれる製品には、機械すき和紙をこより状にし、樹脂加工して織り上げた畳表があります。手すき和紙そのものを敷くわけではなく、畳表として使えるよう加工された素材です。色や織り方の選択肢があり、空間に合わせて雰囲気を整えやすい点が特徴です。和紙を使用しているため、ポリプロプレン素材とは違い天然素材のい草に近い肌触りがあります。樹脂加工してありますので、色変わりが少なく撥水加工などお手入れのしやすさが人気ですが、い草の香りはいっさいありません。

い草畳が向いているのは、自然な香りと風合いを楽しみたい方

新しい畳の癒されるい草の香りや、素足で触れたときの自然な感触を大切にしたい方、天然素材が良いという方はい草畳が候補になります。緑から飴色へ移る色合いも含め、使えば使うほど艶がでる様は皮製品のように愛らしくもあるもので、暮らしの中で素材がなじんでいく様子を楽しめます。

坪井畳店では、産地や生産者、管理方法を確認できる熊本産のい草を選んでいます。素材選びについては、当店が扱うい草のご案内でも詳しくご紹介しています。

い草畳と和紙畳を低い目線から見た仕上がりの比較
左はい草畳、右は和紙畳。同じ高さに近い画角で仕上がりを比較しています。それぞれの良さがわかりますね
い草畳と和紙畳の室内全景で見た色合いの比較
左はい草畳、右は和紙畳。室内全景で色合いを比較しています。色は和紙畳のほうが緑が濃いです

和紙畳が向いているのは、色や日々の扱いやすさを重視したい方

お部屋の内装に合わせて色を選びたい方や、天然い草とは異なる扱いやすさを重視したい方には、和紙畳が候補になります。製品によって色・織り方・機能が異なるため、表示やメーカー資料を確認しながら選ぶことが大切です。

「和紙畳ならどれも同じ」ではありません。表替えができるか、縁あり・縁なしのどちらに合うか、日頃のお手入れ方法なども商品ごとに確認しましょう。カラー畳については、カラー畳・デザイン畳のご案内も参考になります。

迷ったら、こちらの基準で比べてみましょう

  • 香り:い草ならではの良い香りを楽しみたいか、香りが苦手か
  • 手触り:天然素材独特の手触りか
  • 色合い:自然な経年変化を楽しみたいか、内装に合わせた色を選びたいか
  • お手入れ:使う場所や家族構成に合う手入れ方法か
  • 仕上がり:縁あり・縁なし、建具や壁との調和をどう考えるか

い草畳と和紙畳の違いを理解し、畳替えを検討するなら写真やカタログだけで決めず、できれば実物のサンプルをお部屋の光の中で見比べるのがおすすめです。同じ色名でも、昼と夜、照明の種類、壁や建具の色によって見え方が変わります。

静岡市清水区で畳表選びに迷ったら、坪井畳店へ

い草畳と和紙畳は、どちらが一方的に優れているというものではありません。お部屋の用途と、これからどんなふうに過ごしたいかを伺いながら、候補を絞ることが大切です。

坪井畳店では、畳の状態を確認し、表替えでよいか、新畳が必要かも含めてご案内します。静岡市清水区周辺で畳替えをご検討の方は、お問い合わせフォーム、または公式LINEからお気軽にご相談ください。

※素材の仕様やお手入れ方法は製品によって異なります。採用前に、商品表示・メーカー資料・現物サンプルをご確認ください。

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